カメラから入力された画像から眼を抽出し、位置や状態を検出しながらリアルタイムに追跡します。
太陽光・影・照明条件などの変化に対応、加えてまばたきの状態も検出します。
更に画像から眼が消えた後でも、眼が画像内に現れた時に素早く眼の検出を行うことができます。
弊社独自でプログラミングしたものなので、ご要望に応じてカスタマイズできます。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの方に視線追跡スイッチをご提案いたします。 |
視線を対象位置に合わす正確さやスピードを上げたことにより、従来のものよりストレスを軽減させました。(2021) 視線追跡スイッチのデモをご用意しております。 お試しをご希望される方はお気軽にお問い合わせください。 詳しくはこちらから |
特長
(1)自然光下での処理が可能
- 車両運転時におこる片日状態が急激に変化するような状態でも、トラッキング処理を続けることが可能です。必ずしも、照明条件を一定にする必要はありません。
- 画像がブラックアウト、ホワイトアウトしなければ、基本的に処理することが可能です。
- 照明条件を整えると、より追跡精度は向上します。
- 夜間など可視光による撮像が難しい暗所では微弱な近赤外照明を使うことによって処理可能です。(ただし、近赤外光に感度のあるカメラが必要です)
(2)素早い復帰性能
- 眼が何らかの影響で見失われた場合(例えばハンドルが回転してスポークで顔が隠れるような状態)でも、次に眼が画像上に現れた時は、すばやく追跡処理を続行することが可能です。
- 眼以外のものを誤追跡した場合でも、速い時点に高い確率で自己復帰します。
(3)画像上に眼が映っていれば処理可能
- 眼を直接検出しているので、顔全体が画像上にある必要はありません。
(4)カメラを選びません
- VGAサイズのビットマップに画像を展開できるカメラであれば、汎用的なWebカメラでも処理をすることが可能です。
処理
眼の検出
- 画像全体から眼の候補点を検出します。
- その後候補点が眼か否かの判定を行い、候補点が眼と判定されたら追跡処理に移行します。
眼の追跡処理
- 前のフレームで眼と判定された座標を基に眼を見つけます。
- 眼が見つからなくなった場合は、処理を眼の検出処理に戻します。
- 眼が見つかった場合は、眼の位置および目の開閉状態を出力します。
例)ドライバーモニター 視線追跡 |
例)まばたきで選択 視線スイッチ パソコンやiPad上で操作 その方に合わせてカスタマイズ可能な視線追跡スイッチ |